乗鞍岳周辺(岐阜) 石仏山(1484m) 2019年5月25日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 5:51 林道−−6:13 石仏山−−6:27 林道

場所岐阜県高山市(旧高根村)
年月日2019年5月25日 日帰り
天候快晴
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場林道脇に駐車余地あり
登山道の有無無し
籔の有無笹藪あり
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント南東側の林道から往復。この林道は送電鉄塔工事のため工事車両が出入りしているので路面状況は普通車でOK。一般車の通行は禁止されていない。急斜面では笹薮に突入したが尾根に出ると笹がきれいさっぱり消えてびっくり。手製の山頂標識あり




林道脇の駐車余地 カーブから林道を外れる
出出しは笹藪 沢の水量は少ない
対岸は藪は薄い 標高1400m付近で笹が登場
標高1420m付近 標高1470m付近。一番深い
尾根に出ると笹がきれいさっぱり消える 登ってきた斜面を振り返る
石仏山山頂 山頂標識
猪が掘り返した跡 笹が薄いここから下る
標高1420m付近で笹が消える 林道に出る
駐車箇所 送電線工事現場
工事現場の地図。送電線ルートが書いてある


 当初はこの日は木曾御嶽西側の角助山に登る予定であったが、アプローチの林道が工事中で7月いっぱいまで下島温泉の先で通行止めのため転進、高根村まで逆戻りした。

 高山市の旧高根村には接近して2つの石仏山がある。1つは黍生川左岸側の地形図に山名が記載された標高1484mの山で、もう一つは黍生川右岸側の地形図に名前の記載が無い標高1370mのピークである。ここで書くのは最初に登った標高1484mの方である。

 地形図で見る限り、石仏山に楽に登る方法は2つ考えられる。どちらもアプローチに林道を利用する方法で、南側の林道を使うか北側の林道を使うかである。次の石仏山に登る都合上。北側から攻めることにした。今日の天気予報は季節外れの記録的な高温になると伝えており、早朝に登らないと暑さに弱い私は熱中症になってしまう。この付近では早朝の気温は+10℃を割っており充分に涼しい。

 黍生川沿いの道を上がっていくと大きく左へカーブする箇所から林道が分岐するが、残念ながら林道は草ぼうぼうで廃林道状態。しかも車止めのロープがかかっている。これでは車で入れず標高差で150m程度損をするため、南側の林道に回ることにした。こちらは昨年11月後半に登ろうとしたが降雪のため諦めたことがあり、その時には少なくとも小長谷沿いの林道は工事車両が入って問題なく通行できる状態であることが分かっていた。目的の林道はさらに分岐した先にあるが、そこは入れるか不明。

 小長谷沿いの林道は今でも普通車で問題なく入れる路面状況で、ダートで土埃を上げながら奥へと入っていく。標高1280m付近で左へ分岐する林道の路面状況も良好で、つい最近整備されたように見える。この先で送電線鉄塔の建設工事が行われていることが要因だろう。最初のカーブがその工事現場であったが、まだ良好な路面は奥へと続き、次のカーブが斜面取り付き箇所。そのすぐ下にも建設現場(モノレール出発地)があり、その端の方に駐車して歩き出す。

 カーブで林道を離れるといきなり笹藪だが、短い距離で沢に降りると笹が消える。沢の水量は少なく問題なく渡ることが可能。山頂は対岸の斜面のてっぺんなので斜面を登っていくが、少し登って標高1360m付近で浅い谷地形が登場すると笹も登場。しかし浅い谷の方向(北)は笹が生えていないのでそちらへ進むが、行き過ぎると1450m鞍部に達して遠回りしてしまうため、適当なところで笹が無い左へ向かうが標高1400m付近で斜面全体が笹藪に覆われるようになり、仕方なく笹の海の中を泳いでいく。幸いにしてこのエリアでこの標高では根曲がり竹ではなく茎が細く柔らかい笹なのでかき分けるのは比較的容易だが、笹アレルギーのある私にとっては鬼門だ。私にとっては半袖で行動する程度の気温と体の温まり具合だが、笹に突入するときにできるだけ皮膚が出ないように長袖と手袋を着用した。

 笹は最初は低密度で大きな障害にならなかったが、高度が上がるに従って徐々に密度が上昇しやっかいになってきて、標高1470mで傾斜が急激に緩む直前は頭上を覆うような状態に。こうなると本格的藪漕ぎだ。山頂までこれが続くのかと鬱陶しくなるが、標高1470mで傾斜が急激に緩むとぷっつりと笹が切れて白樺が目立つ草付きの太い尾根に乗った。この急激な植生の変化にはびっくりで、尾根直上だけ笹が皆無。もしかしたら笹があるのは日当たりの良い南斜面だけで、北側斜面は笹は無いのかもしれない。

 僅かに南下すれば最高点。唐松植林との境界部に古びた手製の山頂標識があった。周囲は樹林に覆われて展望無し。唐松植林は尾根北側で、これまで登ってきた南側は落葉樹の自然林だった。

 帰りは往路よりも笹が薄い箇所を探して尾根を北上し、往路より北側から下ることにした。その途中、尾根上では派手に地面を掘り返した跡があり、おそらく猪の仕業だろう。

 往路より明らかに笹が薄く背の低い場所から斜面を下ると往路と同様に笹の海に変わるが往路よりも密度は低いように感じた。標高1420m付近で笹から解放され、沢を渡って林道に出た。

 車に乗って最初のカーブにある工事現場で看板を見てみたら、工事個所の地図が出ていた。ほぼ東西に一直線に延びていて、この石仏山山頂の南東直下に鉄塔建設現場があり、そこまでモノレールが伸びているようだった。今はまだ工事はやっていないので、モノレールから登れば笹藪漕ぎは最小限で済んだようだった。

 ネットで調べたところ、この送電鉄塔は50Hz/60Hz地域を繋ぐ電力融通用の新規幹線で、電圧は200kV、容量は900MW、回線数は1対とのこと。遠くから送電鉄塔を見たらアームは4本だったので、上の2本が架空地線(避雷針みたいなもの)で、下の2本が送電線本体用だ。通常の送電線は3相交流で2回線あるので3×2本に架空地線の計8本の腕があるか、鉄塔のてっぺんを尖った構造にして架空地線をそこに1本通して腕は6本のパターンもあるので、今回の鉄塔はシンプルな構造と言えよう。2020年度に運用開始となっていたので、今年には送電鉄塔の多くが姿を現すかも。なお、60Hz側の変電所は高山市内に新設し、50Hz側の変電所は長野県内朝日村の変電所内に設備を増設するらしい。塩尻との境界付近にどでかい変電所があったので、おそらくそれがそうだろう。県境は野麦峠付近で越えるらしい。

 

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